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[季節] 初夏(5月14日)      行事季題

[季題] 薬の日(くすりのひ)

[副題] 薬狩(くすりがり)
 
    薬草摘(やくさうつみ/やくそうつみ)
 
 
 古くは5月5日を薬の日として野山で薬草が採られていた。

 この日に薬草を摘んでくることを「薬狩」と称した。

 この日に採集した薬草は特別な効験があると言われてきている。
薬の日の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の5月の行事俳句のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、有季定形俳句・伝統俳句のインターネット俳句会「清月」を主宰しています。例句は清月の出句・引鶴誌の雑詠および松尾芭蕉の俳句から抽出しています。haiku saijiki seigetu 清月庵 大阪府枚方市/京都府木津川市> [季節]初夏(5月14日)行事季題[季題]薬の日(くすりのひ)[副題]薬狩(くすりがり)薬草摘(やくさうつみ/やくそうつみ)古くは5月5日を薬の日として野山で薬草が採られていた。この日に薬草を摘んでくることを「薬狩」と称した。この日に採集した薬草は特別な効験があると言われてきている。<例句>▼薬の日の俳句 信じ飲む今日は特別薬の日 土井木賊の俳句▼薬の日の俳句 草の名を媼に問ふも薬の日 大畠宮子の俳句▼薬の日の俳句 腑に効くと信じ薬草摘みにけり 高橋泉也の俳句▼薬の日の俳句 薬の日土瓶の口の欠け黒し 伊藤知子の俳句▼薬の日の俳句 伊吹嶺へ深く一礼薬狩 石崎そうびんの俳句▼薬の日の俳句 妻も子も来よと宇陀野に薬狩 西岡甲子の俳句▼薬の日の俳句 一病と付き合へるけふ薬の日 野田ゆたかの俳句