05-e-05
[季節] 初夏(5月5日の数日前から) 行事季題
[季題] 幟(のぼり)
[副題] 初幟(はつのぼり) 五月幟(さつきのぼり)
座敷幟(ざしきのぼり)
端午の節句には数日前から幟を立てる。
丈が長く幅の狭い布の横に竿を通して立てて標識とするものを幟という。
俳句で「幟」と詠めば「端午の節句」に立てるものということになる。
江戸時代には定紋や鍾馗の絵を染め抜いた幟を兜・長刀・吹流しなどとともに家の前に立てた。
古くは紙製であったがこれが小さくなって
座敷幟となったという。
幟の俳句 清月俳句歳時記5月の行事俳句のページです。例句は、編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 初夏(5月5日の数日前から) 行事季題 [季題] 幟(のぼり) [副題] 五月幟(さつきのぼり) 座敷幟(ざしきのぼり) 五月幟(さつきのぼり)初幟(はつのぼり) 端午の節句には数日前から幟を立てる。 丈が長く幅の狭い布の横に竿を遠し、立てて標識とするものを幟という。 俳句で「幟」と詠めば「端午の節句」に立てるものということになります。 江戸時代には、定紋や鍾馗の絵を染め抜いた幟を兜・長刀・吹流しなどとともに家の前に立てた。古くは紙製であったが、これが小さくなって座敷幟となっていった。 幟の俳句 弁慶が笈をもかざれ帋(かみ)幟 松尾芭蕉 幟の俳句 男の子生れしと幟風に乗る 保坂道子 初幟の俳句 過疎村の一際高き初幟 中野千江子 武者幟の俳句 颯爽と躍る匠の武者幟 青木菅子 幟の俳句 風孕み八尋の幟武者絵なる 小笠原ひろみ 初幟の俳句 這へば立て立てば歩めよ初幟 松岡推月 幟の俳句 三代の女系を断てり初幟 野田ゆたか
幟の俳句 清月俳句歳時記 5月のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成27年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。/幟の俳句 弁慶が笈をもかざれ帋(かみ)幟/松尾芭蕉/幟の俳句 災害地見下ろす丈余なる幟/横田壽賀子/保坂道子/武者幟の俳句 颯爽と躍る匠の武者幟/青木菅子/幟武者の俳句 風孕み八尋の幟武者絵なる/小笠原ひろみ/大幟の俳句 大和棟見下し泳ぐ大幟/山田行恵/幟立つの俳句 円空佛守り継ぐ里や幟立つ/池田幸恵