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[季節] 初夏(5月5日)            行事季題

[季題] 端午(たんご)

[副題] 端午の日(たんごのひ)
    菖蒲の日(あやめのひ) 初端午(はつたんご)
    初節句(はつぜつく/はつぜっく)
 
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 五節句の一つで5月5日の節句をいう。
 
 また菖蒲の端午の日・菖蒲の日ともいう。
 
 この節句の行事は平安時代に宮中で行われていたが室町時代に武家の行事に取り入れられ菖蒲を尚武にかけて男子の成長や武運長久を祈願するようになった。
 
 男子のある家ではこの日に幟を立て軒に菖蒲を葺き武者人形を飾り菖蒲酒・粽・柏餅などを供えて祝う。
 
 男子が産まれて初めての端午を初端午又は初節句という。
 
 厳密に言うと端午は春の最後の日の行事と言うことになるが俳句ではその節句という語感行事の季感などから初夏の行事として詠まれる。
 
   ※菖蒲葺く・武者人形・幟・粽・柏餅は別題となる。
端午の俳句 清月俳句歳時記5月の行事俳句のページです。例句は、編者野田ゆたかは、平成27年1月現在、有季定形俳句・伝統俳句のインターネット俳句会「清月」を主宰しています。例句は清月の出句・引鶴誌の雑詠および松尾芭蕉の俳句から抽出しています。haiku saijiki seigetu 清月庵 大阪府枚方市/京都府木津川市>[季節] 初夏(5月5日)行事季題[季題] 端午(たんご)[副題] 重五(ちようご/ちょうご)菖蒲の節句(しやうぶのせつく/しょうぶのせっく)菖蒲の日(しやうぶのひ/しょうぶのひ)初節句(はつぜつく/はつぜっく)五節句の一つで、5月5日の節句をいう。端は初、午は五で、5月最初の5の日の意味で、5が重なっているので重五といい、また菖蒲の節句、菖蒲の日ともいう。この節句の行事は、平安時代に宮中で行われていたが、室町時代に武家の行事に取り入れられ、菖蒲を尚武にかけて男子の成長や武運長久を祈願するようになった。この日、男子のある家では幟を立て、軒に菖蒲を葺き、武者人形を飾り、菖蒲酒、粽、柏餅などを供えて祝う。男子が産まれて初めての節句を初節句という。立夏は、5月5日の年と5月6日の年がある。厳密に言うと端午は、春の最後の日の行事と言うことになるが、俳句では、その節句という語感、行事の季感などから初夏の行事として詠まれる。▼菖蒲葺く、武者人形、幟、粽、柏餅は、別題となる。/端午の俳句 喇叭吹き気勢も揚ぐる端午凧 吉井竹志/端午の俳句 息災の子供等揃ふ端午かな 森本順子/端午の俳句 思ひ出は遠くなりけり端午かな 前田みのる