『菖蒲湯／しょうぶゆ』の俳句　清月俳句歳時記／野田ゆたか編

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[季節]　初夏（５月）　　　　　　　　　行事季題

[季題]　菖蒲湯（しやうぶゆ／しょうぶゆ）

[副題]　菖蒲風呂（しやうぶぶろ／しょうぶぶろ）

　端午の節句に菖蒲の根茎を入れて沸かした風呂。

　邪気を祓い心身を清めるためのものである。

　この菖蒲は花菖蒲とは違いサトイモ科の多年草で独特の香気を放ちその根が薬用になる。

　古く中国では蘭の葉(日本の藤袴)を入れていたといわれている。

菖蒲湯の俳句　清月俳句歳時記５月の行事俳句のページです。例句は、編者野田ゆたかは、平成２２年１月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。　[季節]　初夏（５月）　行事季題　[季題]　菖蒲湯（しやうぶゆ／しょうぶゆ）　[副題]　菖蒲風呂（しやうぶぶろ／しょうぶぶろ）　端午の節句に菖蒲の根茎を入れて沸かした風呂。邪気を祓い、心身を清めるためのものである。　この菖蒲は花菖蒲とは違いサトイモ科の多年草で、独特の香気を放ちその根が薬用になる。　古く中国では蘭の葉(日本の藤袴)を入れていたといわれている。　菖蒲湯の俳句　菖蒲湯の分だけ剪りぬ花鋏　南部静季　菖風呂の俳句　抱き寄せし子に菖蒲湯の移りし香　松山寿美　菖蒲湯の俳句　菖蒲温泉に旅の疲れをほぐしけり　奥田不二子　菖風呂の俳句　菖蒲湯に幼ナニ人が喜々として　松阪久美子　菖蒲湯の俳句　菖蒲湯に浸って見たく銭湯へ　大西吉子　菖蒲湯の俳句　銭湯の今日ばかりはと菖蒲湯へ　瀧尻久美子　菖蒲湯の俳句　被介護の父に仕立てて菖蒲の湯　野田ゆたか