05-d-10
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[季節] 初夏を主に三夏(5月を主に5月から7月)生活季題

[季題] 鮑海女(あはびあま/あわびあま)

[副題] 鮑取(あはびとり/あわびとり)
 
 
 鮑の多くは海女が潜って採る。

 鮑を採る海女を鮑海女という。

 鮑は巻貝のうち大型のマダカ鮑・雌貝鮑・黒鮑・蝦夷鮑の総称。

 北海道南部西岸から九州に分布。

 鮑は岩に付着した昆布や若布などの褐藻類を食べ成長する。

 刺身・酢の物・蒸物・粕漬けなどにして美味。
鮑海女の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の5月の生活俳句のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、有季定形俳句・伝統俳句のインターネット俳句会「清月」を主宰しています。例句は清月の出句・引鶴誌の雑詠および松尾芭蕉の俳句から抽出しています。haiku saijiki seigetu[季節] 初夏(5月)生活季題[季題] 鮑海女(あはびあま/あわびあま)[副題] 鮑取(あはびとり/あわびとり)鮑の多くは海女が潜って採る。鮑を採る海女を鮑海女という。鮑は巻貝のうち大型のマダカ鮑・雌貝鮑・黒鮑・蝦夷鮑の総称。北海道南部西岸から九州に分布。岩に付着した昆布や若布などの褐藻類を好んで食べる。刺身・酢の物・蒸物・粕漬けなどにして食べる。<05d-10 鮑海女>▼鮑海女の俳句 飽海女波にさからふことをせず 舘野翔鶴▼鮑海女の俳句 浪に浮く桶に増えゆく鮑かな 稲福昌一▼鮑海女の俳句 一湾に点々とあり鮑海女 若林柾矢▼鮑海女の俳句 誇らしく鮑掲げて見せる海女 池田幸恵▼鮑海女の俳句 海女がしら番鮑を奉納す 松宮育子▼鮑海女の俳句 鮑海女陸の木陰で紅をさす 橋本幹夫