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[季節] 初夏(5月)         天文季題

[季題] 卯の花腐し(うのはなくだし)

[副題] なし。
 
 
 卯の花の咲く旧暦四月ころに降り続く霖雨である。

 卯の花を腐らせる意からの名であろうが背景にはその白さを思わせる。

 旧暦4月の異称として「卯の花月」がある。
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夏霞の俳句 清月俳句歳時記5月の天文俳句のページです。例句は、編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 初夏の俳句を主に三夏(5月の俳句を主に5月から7月)天文の俳句季題[季題]卯の花腐しの俳句(うのはなくだし)卯の花の咲く旧暦四月ころに降り続く霖雨である。卯の花を腐らせる意からの名であろうが背景にはその白さを思わせる。卯の花腐しの俳句 旧暦4月の異称として「卯の花月」がある。卯の花腐しの俳句 家居また良しと卯の花腐しかな 西崎佐知の俳句 卯の花くだしの俳句 保存家の湿り卯の花腐しかな 西川寿賀子の俳句 卯の花くだしの俳句 借景を消して卯の花腐しかな 土井木賊の俳句 卯の花くさしの俳句 沢の水落す卯の花腐しかな 若林柾矢の俳句 うのはなくだしの俳句 ひとり居に重き卯の花腐しかな 吉田静代の俳句 卯の花腐しの俳句 絵天井暗む卯の花腐しかな 山本とも江の俳句 卯の花腐しの俳句 浮御堂卯の花腐し包みゐて 佐藤美和子の俳句 卯の花腐しの俳句 愚痴を聞く卯の花腐しまだやまず 山根佐与子の俳句 うのはなくだしの俳句 鎮まりし寺苑卯の花腐しかな 松葉律子の俳句 卯の花腐しの俳句 石塀の濡れて卯の花腐しかな 正木和子の俳句 卯の花腐しの俳句 庫裡暗く卯の花腐つ雨ならん 西岡甲子の俳句 うのはなくだしの俳句の俳句 対岸の姻る卯の花腐しかな 川上真太郎の俳句 卯の花腐しの俳句 形見わけ卯の花腐し続きけり 前田卯生の俳句 卯の花腐しの俳句 釣竿の手入れ卯の花腐しかな 池田幸恵の俳句 ふたありの暮し卯の花腐しかな 保坂道子 /卯の花腐しの俳句 どんよりと曇り卯の花腐しかな 清水恵山/卯の花腐しの俳句 木津川の濁り卯の花腐しかな 松山寿美