05-a-09
[季節] 初夏（５月） 時候季題
[季題] 卯月（うづき）
[副題] なし。
旧暦４月の異称。
卯月の名の由来は
①十二支の四番目が卯にあたることから
②苗植月からの転訛
③卯木（空木）の花の咲く月だから
などの諸説がある。
編者は③の「卯の花月」の略称と理解している。
卯月の俳句 清月俳句歳時記 ５月のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成２７年１月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。／卯月の俳句 蔀上げ卯月曇の神楽殿／西川寿賀子／卯月の俳句 五重の塔卯月曇りの空にかな／佐藤美和子／卯月曇りの俳句 吟行は卯月曇の奈良の町／田中雍子／卯月曇の俳句 塔数多卯月曇に迷ひけり／岸野幸子／卯月の俳句 子午線に卯月の空のけじめかな／野田ゆたか／卯月の俳句 余生てふ卯月の旅でありにけり／木津二郎／卯月晴れの俳句 坂道の天へ繋がり卯月晴／清水恵山