05-a-08
[季節] 初夏(5月2・3日ころ) 時候季題
[季題] 八十八夜(はちじふはちや/はちじゅうはちや)
[副題] なし。
立春から数えて88日目で5月2・3日ごろにあたる。
野山に若葉が茂り野菜の苗も生長をはじめ農家は忙しい。
茶摘みが始まる。
この日以後は霜が降りないという「八十八夜の別れ霜」という言い回しのあるとおり春はもう終わりで夏が近いという季節感がある。
八十八夜の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の5月の時候俳句のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、有季定形俳句・伝統俳句のインターネット俳句会「清月」を主宰しています。例句は清月の出句・引鶴誌の雑詠および松尾芭蕉の俳句から抽出しています。haiku saijiki seigetu 清月庵 大阪府枚方市/京都府木津川市> [季節]初夏(5月2・3日ころ)時候季題[季題]八十八夜(はちじふはちや/はちじゅうはちや)[副題]なし。立春から数えて88日目で5月2・3日ごろにあたる。野山に若葉が茂り野菜の苗もようやく生長をはじめ農家は忙しい。茶摘みも始まる。この日以後は霜が降りないという「八十八夜の別れ霜」という言い回しのあるとおり春はもう終わりで夏が近いという季節感がある。 <例句>▼八十八夜の俳句 ひんやりと八十八夜昏れにけり 松山寿美の俳句▼八十八夜の俳句 雲去りて八十八夜の月円か 伊藤悦子の俳句▼八十八夜の俳句 鯉跳ねる八十八夜の雨後の池 清水恵山の俳句▼八十八夜の俳句 一と莚八十八夜の垣茶干す 東嘉子の俳句▼八十八夜の俳句 播き終へて八十八夜雨となる 井川芳子の俳句▼八十八夜の俳句 畝立てし八十八夜植うるもの 竹中三津子の俳句▼八十八夜の俳句 さやさやと宇治の八十八夜かな 野田ゆたかの俳句