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[季節] 初夏(5月)         時候季題
 
[季題] 薄暑(はくしよ/はくしょ)
 
[副題] 軽暖(けいだん) 
 
    副題のほか「街薄暑・町薄暑」などとも詠まれる。
 
 
 
 
 初夏即ち5月ごろの暑さをいう。
 
 このころ好天の日は気温が上がり歩いていてもうっすらと汗ばむほどになり木陰や風が欲しくなる。
 
 日差しは目映い。
 
 
 
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薄暑の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 May haiku a  glossary of seasonal words for haiku poets/[季節] 初夏(5月)時候季題[季題] 薄暑(はくしよ/はくしょ)[副題] 軽暖(けいだん)初夏即ち5月ごろの暑さをいう。このころ好天の日は気温が上がり歩いていてもうっすらと汗ばむほどになり木陰や風が欲しくなる。日差しも眩しい。副題のほか「街薄暑・町薄暑」などとも詠まれる。『軽暖』の例句へ『街薄暑』の例句へ『町薄暑』の例句へ/薄暑の登り窯俳句 火の匂ひ残る薄暑の登り窯 村上唯志/庭薄暑の俳句 庭薄暑金環蝕を見て倦まず 西ア佐知/宮薄暑の俳句 狛犬の口は紅色宮薄暑 松山寿美/村薄暑の俳句 道草を覚えし子等や村薄暑   長嶺 勇/寺薄暑の俳句 国宝の秘仏を展示寺薄暑 飯岡良一/畑薄暑の俳句 鋤き起す地の照り返し畑薄暑 姉歯義ひろ/句座の薄暑の俳句 旅名残りただよふ句座の薄暑かな 松阪久美子/薄暑の俳句 エメラルド色の海見ゆ薄暑かな 吉本昌女/薄暑の俳句 佛足石ねんごろに撫でゐる薄暑 水野恵以/薄暑の俳句 大学で友をふやせし子の薄暑 秋山英身/薄暑の俳句 一水に沿ひて薄暑の園巡る 近藤清女/老舗の薄暑の俳句 陀羅尼助匂ふ老舗の薄暑かな 中野千江子/薄暑の俳句 玉砂利を踏みて薄暑の城南宮 山本青水/薄暑の俳句 外勤や薄暑のシャツの腕捲り 小笠原ひろみ/露地薄暑の俳句 一輪車の子が通せんぼ露地薄暑 高橋泉也/坂薄暑の俳句 脚庇ひ一歩一歩の坂薄暑 松葉律子/夕薄暑の俳句 古書街を行きつ戻りつ夕薄暑   石崎そうびん/薄暑の俳句 野草園香り漂ふ薄暑かな 木村宏一/薄暑の俳句 タオル持ちグランドゴルフ薄暑かな 中島季世/薄暑の俳句 坂道を軋む自転車薄暑かな 阿部陽子/薄暑来ぬの俳句 ブラウスの新しき香や薄暑来ぬ 伊藤知子/薄暑の俳句 心地良く家事をこなして薄暑かな 加藤ひかり/坂薄暑の俳句 読みづらき万葉歌碑や坂薄暑 加納幸子/薄暑の俳句 山菜の佃煮匂ふ薄暑かな 堀口まゆみ/駅薄暑の俳句 学帽の列の降り立つ駅薄暑 青木菅子/薄暑の俳句 乗り継ぎて降り立つ駅の薄暑かな 田中雍子/薄暑の俳句 橋渡り草の匂へる薄暑かな 川崎孝二/薄暑の俳句 犬少し肩の息する薄暑かな 川上真太郎/部屋薄暑の俳句 引越の片付け続く部屋薄暑 大場比奈子/夕薄暑の俳句 人待ちて愛犬の眼の夕薄暑 瀧尻久美子