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[季節] 晩春(4月)        植物季題
 
[季題] 翁草(おきなぐさ)
 
[副題] 白頭翁(はくとうおう) うばがしら

    ねこぐさ
 
 山野の乾燥した本州・四国・九州の草地に自生する多年草。

 全体が白色の長毛で覆われるのでこの名がある。

 葉は羽状で釣鐘状の暗赤紫色の六弁花を開く。

 花・茎・葉には柔らかな銀毛を纏う。

 古くは根を乾燥させて漢方生薬の消炎・止血・止瀉剤として用いられた。

 
季節の花300より
野田ゆたか編纂/清月俳句歳時記 4月[季節] 晩春(4月)植物季題 [季題] 翁草(おきなぐさ)[副題] 白頭翁(はくとうおう)うばがしら ねこぐさ山野の乾燥した本州・四国・九州の草地に自生する多年草。全体が白色の長毛で覆われるのでこの名がある。葉は羽状で釣鐘状の暗赤紫色の六弁花を開く。花・茎・葉には柔らかな銀毛を纏う。古くは根を乾燥させて漢方生薬の消炎・止血・止瀉剤として用いられた。/翁草の俳句 歳取れば親しみ易き翁草 清水恵山/翁草の俳句 翁草いつも莞爾の翔鶴師 高橋泉也