04-g-51
[季節] 晩春(4月) 植物季題
[季題] 山葵(わさび)
[副題] 山葵漬(わさびづけ)
各地の山中の清冽な水の流れる谷間に自生もするが渓流に小石の多い田を作り栽培される。
葉は蕗に似て円く鮮やかな緑色をしている。
晩春に30cmくらいの花茎を伸ばし白い十字花をつける。
根茎は年ごとに肥大して太くなり香辛料や山葵漬けの原料になる。
わさびの俳句 haiku April清月俳句歳時記/野田ゆたか編の4月の植物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成12年6月に、インターネット俳句「清月」を創設主宰し現在に至っています。大阪清月庵・枚方市。京都清月庵・木津川市。参加俳句誌・ホトトギス。noda yutaka[季節] 晩春(4月)植物季題[季題]山葵(わさび)[副題]山葵漬(わさびづけ)各地の山中の清冽な水の流れる谷間に自生もするが渓流に小石の多い田を作り栽培される。葉は蕗に似て円く鮮やかな緑色をしている。晩春に30cmくらいの花茎を伸ばし白い十字花をつける。根茎は年ごとに肥大して太くなり香辛料や山葵漬けの原料になる。<例句>わさびの俳句 持山の入口に住み山葵守 舘野翔鶴わさびの俳句 山葵漬小さな瓶にお裾分け 古川春美わさびの俳句 山葵田に鹿除けネット張られあり 迫問喜美子わさびの俳句 山葵田の見えていよいよ奥山に 野田ゆたか/山葵の俳句 まだ覚めぬ常念岳や山葵沢 石崎そうびん/山葵の俳句 アルプスの湧水の音山葵田に 清水恵山/わさびの俳句 アルプスの水の溢れし山葵園 稲福昌一