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[季節] 晩春(4月)         植物季題

[季題] 草若葉(くさわかば)

[副題] なし
 
 
 春光に萌え出た草の芽が伸びて若葉になること。

 草々の若葉の総称。

 名草は・罌粟若葉・菊若葉・荻若葉と草の名を冠して詠まれ別題となる。
 
 
    ※木の若葉は夏の季題となる。
わかくさの俳句 haiku April清月俳句歳時記/野田ゆたか編の4月の植物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成12年6月に、インターネット俳句「清月」を創設主宰し現在に至っています。大阪清月庵・枚方市。京都清月庵・木津川市。参加俳句誌・ホトトギス。noda yutaka[季節] 晩春(4月)植物季題[季題] 若草(わかくさ)[副題] 新草(にひぐさ/にいぐさ)春の草ではあるが芽を出して間もない草や新しく生え出てきた草のことをいう。若草は柔らかく瑞々しいさが感じられる。春草との違いは見る人の感じ方の違いである。<例句>・わかくさの俳句 せせらぎの音に靡くや草若葉 高橋泉也・わかくさの俳句 草若葉車窓はるかに朱雀門 池下よし子・わかくさの俳句 名を聞いてすぐに忘れし草若葉 本郷智子・わかくさの俳句 若草や若草山に鹿の影 野田ゆたか/草若葉の俳句 車井戸古りたるまゝに草若葉 清水恵山/草若葉の俳句 草若葉奈良いにしへの石舞台 池下よし子