04-g-49
[季節] 晩春（４月） 植物季題
[季題] 若蘆（わかあし）
[副題] なし。
蘆の角は生長するとやがてみずみずしい二列の互生した若葉を出す。
この若葉の蘆を若蘆という。
若蘆は成長して「青蘆」となる。
※ 蘆・葭・葦・芦は同音・同意字です。
わかあしの俳句 haiku April清月俳句歳時記／野田ゆたか編の４月の植物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成１２年６月に、インターネット俳句「清月」を創設主宰し現在に至っています。大阪清月庵・枚方市。京都清月庵・木津川市。参加俳句誌・ホトトギス。noda yutaka[季節] 晩春（４月）植物季題[季題] 若蘆（わかあし）[副題] なし。蘆の角は生長するとやがてみずみずしい二列の互生した若葉を出す。この若葉の蘆を若蘆という。若蘆は成長して「青蘆」となる。＜例句＞・わかあしの俳句 芦若葉沼の生気を広げたる 若林柾矢・わかあしの俳句 琵琶湖畔つき出す岬の葦若葉 長嶺 勇・わかあしの俳句 葦若葉大津大橋湖畔より 加西美和子・わかあしの俳句 若葦や湖東湖西を結ぶ橋 細井 保・わかあしの俳句 道の駅裏に回れば若き葦 野田ゆたか／若芦の俳句 物の名を先づ問ふ蘆の若葉かな 芭蕉／若蘆の俳句 伝説の河童の沼の蘆若葉 清水恵山