04-g-44
007.gif
[季節] 晩春(4月)         植物季題
 
[季題] 苗代茱萸(なわしろぐみ)
 
[副題] 春茱萸(はるぐみ)
 

 苗代を作る頃に熟れることからこの名がある。

 実は2cmぐらいの楕円形で食べられる。

 古くは実を乾燥させて煎じて咳止め薬にしたという。

 木は2mくらいの常緑低木で短枝は時にとげになる。

 暖地の山地に自生し庭木ともされる。

 葉は長楕円形で裏面は銀白色。
季節の花300より
苗代茱萸の俳句 haiku April清月俳句歳時記/野田ゆたか編の4月の植物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成12年6月に、インターネット俳句「清月」を創設主宰し現在に至っています。大阪清月庵・枚方市。京都清月庵・木津川市。参加俳句誌・ホトトギス。noda yutaka[季節] 晩春(4月)植物季題[季題] 苗代茱萸(なわしろぐみ)[副題] 春茱萸(はるぐみ)苗代を作る頃に熟れる異からこの名がある。実は2cmぐらいの楕円形で食べられる。古くは実を乾燥させて煎じて咳止め薬にしたという。木は2mくらいの常緑低木で短枝は時にとげになる。暖地の山地に自生し庭木ともされる。葉は長楕円形で裏面は銀白色。<例句>・苗代茱萸の俳句 大粒のさわに輝やく苗代茱萸 佐藤美和子