04-g-41

[季題]　林檎の花（りんごのはな）

[副題]　花林檎（はなりんご）

　蕾のときは紅色だが開くと薄紅ぼかしに見える五弁の白花が咲く。

　花が咲いた林檎畑は壮観である。

　北海道・青森・長野など寒冷地を中心に栽培されている。

林檎の花の俳句　清月俳句歳時記／野田ゆたか編の４月の植物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成１２年６月に、インターネット俳句「清月」を創設主宰し現在に至っています。大阪清月庵・枚方市。京都清月庵・木津川市。参加俳句誌・ホトトギス。noda yutaka haiku[季節]　晩春（４月）　植物季題[季題]　林檎の花（りんごのはな）[副題]　花林檎（はなりんご）林檎はアジア西部からヨーロッパ南西部原産の落葉中・高木。蕾のときは紅色だが開くと薄紅ぼかしに見える五弁の白花が咲く。花が咲いた林檎畑は壮観である。北海道・青森・長野など寒冷地を中心に栽培されている。姫林檎は観賞用に鉢植えなどにされる。＜例句＞▼林檎の花の俳句　花林檎かかへあまれる幹ばかり　舘野翔鶴▼林檎の花の俳句　一本の景に始まる花林檎　門田窓城▼林檎の花の俳句　雪の襞輝く穂高花林檎　村上唯志▼林檎の花の俳句　藤村の初恋に逢う花林檎　長嶺　勇▼林檎の花の俳句　信濃路や右も左も花りんご　杉山春萌▼林檎の花の俳句　花かげの郷と歌はれ花りんご　湯沢正枝