04-g-39
[季節] 晩春(4月) 植物季題
[季題] 都忘(みやこわすれ)
[副題] なし。
山地に自生する深山嫁菜の栽培品種である。
古くから観賞用に植えられたり切り花として用いられてきている。
晩春から初夏にかけて30cm位の茎に菊に似た濃紫・濃紅・紺・ 桃・白などの色鮮やかな花を開く。
この花を「東菊」と呼ぶ人もいるが「東菊」とは別種である。
都忘れの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の4月の植物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成12年6月に、インターネット俳句「清月」を創設主宰し現在に至っています。大阪清月庵・枚方市。京都清月庵・木津川市。参加俳句誌・ホトトギス。noda yutaka haiku[季節] 晩春(4月)植物季題[季題] 都忘れ(みやこわすれ)[副題] なし。山地に自生する深山嫁菜の栽培品種である。古くから観賞用に植えられたり切り花として用いられてきている。晩春から初夏にかけて30cm位の茎に菊に似た濃紫・濃紅・紺・桃・白などの色鮮やかな花を開く。この花を「東菊」と呼ぶ人もいるが「東菊」とは別種である。<例句>▼都忘れの俳句 遅れ咲く都忘れや遠流の地 西ア佐知▼都忘れの俳句 可憐なり都忘れの一鉢を 吉本昌女▼都忘れの俳句 木の蔭にかれんに咲ける都忘れ 古堂周子▼都忘れの俳句 咲き出でし都わすれや今朝の庭 森島緋紗江/都忘れの俳句 庄屋跡都忘れの咲満る 清水恵山