04-g-37
[季節] 晩春（４月） 植物季題
[季題] 木瓜の花（ぼけのはな）
[副題] 更紗木瓜（さらさぼけ） 緋木瓜（ひぼけ）
白木瓜（しろぼけ）
木瓜は中国原産の落葉低木でその種類が多い。
その種類を問わず庭園に植えられているのを見かける。
実は鎮咳・利尿の薬用になるということで江戸中期に渡来したという。
「緋木瓜」は深紅のもの・「更紗木瓜」は一木に紅色の濃淡の花がつくものをいう。
←季節の花３００より
木瓜の花の俳句 清月俳句歳時記／野田ゆたか編の４月の植物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成１２年６月に、インターネット俳句「清月」を創設主宰し現在に至っています。大阪清月庵・枚方市。京都清月庵・木津川市。参加俳句誌・ホトトギス。noda yutaka haiku[季節] 晩春（４月） 植物季題[季題] 木瓜の花（ぼけのはな）[副題] 更紗木瓜（さらさぼけ） 緋木瓜（ひぼけ） 白木瓜（しろぼけ） 木瓜は中国原産の落葉低木でその種類が多い。その種類を問わず庭園に植えられているのを見かける。実は鎮咳・利尿の薬用になるということで江戸中期に渡来したという。「緋木瓜」は深紅のもの・「更紗木瓜」は一木に紅色の濃淡の花がつくものをいう。＜例句＞▼ぼけの花の俳句 何も彼も忘却にあり木瓜の花 飯岡良一▼ぼけの花の俳句 固まりて重なりて花緋木瓜かな 山本青水▼ぼけの花の俳句 駅前のおしゃれな喫茶木瓜の花 井川芳子▼ぼけの花の俳句 平和への祈りの里の木瓜の花 斉藤けい子▼ぼけの花の俳句 村人の通ひ路ひそと木瓜の花 湯沢正枝▼ぼけの花の俳句 廃校に戦没者の碑木瓜燃ゆる 藤戸寿枝／木瓜の花の俳句 行過ぎて思い出したる木瓜の花 木村宏一