04-g-19
[季節] 晩春(4月) 植物季題
[季題] 雪柳(ゆきやなぎ)
[副題] 小米花(こごめばな) 小米桜(こごめざくら)
渓谷などに自生するバラ科の落葉低木。
高さ1.5メートルぐらいで茎の小枝かが撓み3〜4月ごろ小さな白い五弁花を小枝の節ごとにつける。
雪が積もったように見えこの名があるがその美しさから庭や街路などに植えられる。
木村宏一氏撮影
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雪柳の俳句 清月俳句歳時記4月の植物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 晩春(4月)植物季題[季題] 雪柳(ゆきやなぎ)[副題] 小米花(こごめばな) 小米桜(こごめざくら) 渓谷の岩上などに自生するバラ科の落葉低木高さ1.5メートル茎の小枝かが撓み3〜4月ごろ、小さな白い五弁花を小枝の節ごとにつける。 雪が積もったように見え、この名があるが、その美しさから庭などに観賞用に植えられる。
<例句>/雪柳の俳句 真白なる無垢こそ愛し雪柳 西崎佐知/雪柳の俳句 雪柳風に蠢く紐の如 西村舟津/雪柳の俳句 散つてなほなぞへ眞白に雪柳 門田窓城/雪柳の俳句 雪柳奔放にして風に舞ふ 高橋泉也/雪柳の俳句 雨意去りし風の軽さや雪柳 辻多津子/雪柳の俳句 雪柳風うねらせて盛上る 木村宏一 /雪柳の俳句 雪柳雪より白し雪崩をり 寺本光堂/雪柳の俳句 千星の誤植もなしに雪柳 有馬たく/雪柳の俳句 雪柳小雨とともに耀けり 有馬やよこ/雪柳の俳句 遠き日の蛇籠の土手の雪柳 林 雄次郎/雪柳の俳句 一稼なき一隅しるき雪柳 吉田静代/雪柳の俳句 生垣を白くふちどり雪柳 橘川重/雪柳の俳句 連獅子の如く吹かるる雪柳 橋本幸子/雪柳の俳句 風吹けば風に諾ふ雪柳 高柳ゆうこ/雪柳の俳句 咲き満ちて夜目にも白き雪柳 山田和江/雪柳の俳句 あるなしの風にこぼるる雪柳 樋口千恵/雪柳の俳句 雪柳留守家をつつみをりにけり 保坂道子/雪柳の俳句 せせらぎの沿ひ行く小径雪柳 池下よし子/雪柳の俳句 公園のなぞへ眞白の雪柳 前田甲山/雪柳の俳句 高齢者集える卓に雪柳 大西吉子