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[季節] 晩春(4月)         植物季題

[季題] 葱坊主(ねぎばうず/ねぎぼうず)

[副題] 葱の花(ねぎのはな) 葱の擬宝(ねぎのぎぼ)

 
 葱は晩春になると葉の間から1本のまっすぐな花茎が伸び頂にこまかく白い球状の花を多数つける。
 
 これを葱坊主という。
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季節の花300より
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葱坊主の俳句 清月俳句歳時記4月の植物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 晩春(4月)植物季題[季題] 葱坊主(ねぎばうず/ねぎぼうず)[副題] 葱の花(ねぎのはな) 葱の擬宝(ねぎのぎぼ)葱は晩春になると晩春、葉の間から1本のまっすぐな花茎が伸び、頂にこまかく白い球状の花を多数つける。それを葱坊主という。/葱坊主の俳句 葱坊主風にあらがひをりにけり 西川寿賀子/葱坊主の俳句 工事する道路見守る葱坊主 長谷山由実/葱坊主の俳句 黙として唯我独尊葱坊主 渡辺伝三/葱坊主の俳句 圏外となるケイタイや葱坊主 貫野 浩/葱坊主の俳句 葉に紛れ取り残されし葱坊主 山中明石/葱坊主の俳句 葱坊主山の畠に何見てる 岩間れい子/葱坊主の俳句 満天の星に草津の葱坊主 橋本典子/葱坊主の俳句 姉二人長子けなげや葱坊主 池下よし子/葱坊主の俳句 伊吹嶺へ整列したり葱坊主 石崎そうびん/葱坊主の俳句 総苞のほどけて咲くや葱の花 白根鈴音/葱坊主の俳句 次々と駅名言う子葱坊主 田村公平/葱坊主の俳句 葱坊主ここ法隆寺五丁目と 林 雄次郎/葱坊主の俳句 三日とは続かぬ日和葱坊主 松山寿美/葱坊主の俳句 信号も車もない島葱坊主 山田行恵/葱坊主の俳句 葱坊主かまえてをりぬそれなりに 永野美智子/葱坊主の俳句 下向いてこらえし言葉葱坊主 戸塚みほ/葱坊主の俳句 灯台へつゴく岬の葱坊主 水野良子/葱坊主の俳句 葱坊主飛び出て風に吹かれおり 藤宗竹馬/葱坊主の俳句 活花の天に据ゑられ葱坊主 木津次郎/葱坊主の俳句 種として残す不屈の葱坊主 野田ゆたか