04-g-08
[季節] 晩春(4月) 植物季題
[季題] 躑躅(つつじ)
[副題] 躑躅咲く(つつじさく) 白躑躅(しろつつじ)
躑躅燃ゆ(つつじもゆ) 山躑躅(やまつつじ)
アザレア 霧島躑躅(きりしまつつじ)
高山に多く自生しまた庭園に植えられる。
その種類は多く全国各地に名所があり春から夏にかけて漏斗状の花を咲かせる。
花は真紅の他に白・淡紅などさまざま。
アザレアはベルギーで改良された日本原産躑躅の園芸品種。
躑躅の俳句 清月俳句歳時記4月の植物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 晩春(4月)植物季題[季題] 躑躅(つつじ)[副題] 山躑躅(やまつつじ) 霧島(きりしま) 高山に多く自生し、また庭園に植えられる。その種類は多く、全国各地に名所がある。春から夏にかけて漏斗状の花を咲かせる。花は真紅の他に白・淡紅などさまざま。『万葉集』柿本人麻呂の歌に「つつじ花 にほへ娘子 桜花 栄え娘子」とあり古くから日本人に親しまれてきた。躑躅の俳句 ひとり尼わら家すげなし白つつじ 松尾芭蕉つつじの俳句 峨々の山点綴なせる躑躅かな 西崎佐知躑躅の俳句 燃ゆる如競ひ咲きするつつじかな 吉岡英子つつじの俳句 ゴンドラの触れんばかりに山躑躅 森本恭生躑躅の俳句 遠客に華やぐ庭のつつじかな 加藤美津子躑躅の俳句 渋滞の目を楽しますつつじ垣 及川輝子/つつじの俳句 つつじいけて其陰に干鱈さく女 松尾芭蕉/つつじの俳句 峨々の山点綴なせる躑躅かな 西崎佐知/つつじの俳句 遠客に華やぐ庭のつつじかな 加藤美津子/つつじの俳句 目の眩むまでにつつじの色盛ん 西村舟津/つつじの俳句 アザレアを挿して明るき部屋となる 清水恵山/つつじの俳句 渋滞の目を楽しますつつじ垣 及川輝子/つつじの俳句 咲きみちて躑躅の寺と言へるほど 野田ゆたか