04-g-06
[季節] 晩春(4月) 植物季題
[季題] チューリップ
[副題] 鬱金香(うこんかう/うこんこう)
ヨーロッパで古くから品種改良が行われ赤・白・黄色・桃・黒紫など花色がきわめて豊富でる。
春に直立する花茎の上に一個の釣鐘形またはコップ形の花を開く。
我が国に渡来したのは江戸時代で現在は新潟・富山県で栽培が盛んである。
チューリップの俳句 清月俳句歳時記4月の植物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 晩春(4月)植物季題[季題] チューリップ[副題] 鬱金香(うこんかう/うこんこう) ヨーロッパで古くから品種改良が行われ、赤・白・黄色・桃・黒紫など花色がきわめて豊富でる。春、直立する花茎の上に一個の釣鐘形またはコップ形の花を開く。我が国に渡来したのは江戸時代で、現在は、新潟・富山県で栽培が盛んである。<例句>/チューリップの俳句 原色の規矩端然とチューリップ 門田窓城/チューリップの俳句 潮風に咲きし砂丘のチューリップ 稲福昌一/チューリップの俳句 チューリップ全開午下の花時計 西ア佐知/チューリップの俳句 チューリップその真ン中に居る私 貫野 浩/チューリップの俳句 群生のチューリップ映ゆ道路橋 林 雄次郎/チューリップの俳句 南窓に花瓶一輪チューリップ 戸本文雄/チューリップの俳句 誰にでも画き易くてチューリップ 山中明石/チューリップの俳句 はからずも佳き事を聞くチューリップ 森島緋紗江/チューリップの俳句 入園の式チューリツプ色を添へ 本郷智子/チューリップの俳句 目を見張る変り品種のチューリップ 正木和子/チューリップの俳句 合掌のかたちになりしチューリップ 笠井美和子/チューリップの俳句 とりどりのグラス触れ合ふチューリツプ 川上真太郎/チューリップの俳句 チューリップ影数へ合ふ子らの声 有馬やよこ/チューリップの俳句 クレヨンの赤のはみだすチューリップ 池下よし子/チューリップの俳句 チューリップ開いて閉じて歌ふ児ら 山口美琴/チューリップの俳句 チューリップ言ひたき事のまだ言へず 後藤允孝/チューリップの俳句 行儀よく咲き誇りいるチューリップ 前田甲山/チューリップの俳句 土を分けやわらかき芽のチューリップ 木村宏一 /チューリップの俳句 彩りをアートに仕上げチューリップ 加藤ひかり/チューリップの俳句 チューリップ結んで開いて幼なの手 野田ゆたか