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[季節] 晩春(4月)         植物季題

[季題] 石南花(しやくなげ/しゃくなげ)

[副題] 石楠花(しやくなげ/しゃくなげ)
 
 
 常緑低木で山地に自生し葉はなめらかな革質長楕円で緑色その枝先に鐘形の花が2〜10数個集まって咲く。
 
 庭に植えられている多くは淡紅色又は白色である。
 
 我が国には4種が自生している。
 
 近年栽培が盛んな西洋石楠花は中国雲南省からヒマラヤにかけての野生種を基本に改良されたもので花色も大きさもさまざまである。
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石南花の俳句 清月俳句歳時記4月の植物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 しゃくなげ[季節] 晩春(4月)植物季題[季題] 石南花(しやくなげ/しゃくなげ)[副題] 石楠花(しやくなげ/しゃくなげ) 常緑低木で山地に自生し、葉はなめらかな革質、長楕円で緑色、その枝先に鐘形の花が2〜10数個集まって咲く。 庭に植えられている多くは淡紅色又は白色である。日本には4種か自生している。近年栽培が盛んな西洋石楠花は、中国雲南省からヒマラヤにかけての野生種を基本に改良されたもので、花色も大きさもさまざまである。石南花の俳句 踏み減りし磴に石楠花溢れけり 西ア佐知石南花の俳句 石楠花に夕日華やきつつ移る 若林柾矢石南花の俳句 石楠花や狭き径ゆく奥の院 土井木賊石南花の俳句 石楠花の花が満ち咲く駐在所 加藤哲夫石南花の俳句 垣根越し覗く石楠花空家なる 古川春美石南花の俳句 朱の鳥居越へて石楠花紅極め 大畠宮子石南花の俳句 石南花の風の遊べる奥の院 野田ゆたか/石南花の俳句 石楠花に色づく風や室生川 石崎そうびん/石南花の俳句 石楠花に吸寄せられる羽音かな 志村万香/石南花の俳句 石楠花の眩しき女人高野かな 田中茂治/石南花の俳句 石楠花や幾何学模様なる蕾 山口美琴/石南花の俳句 石南花や乱磴登り多宝塔 佐藤美和子/石南花の俳句 石楠花の咲き初む古刹磴長し 山田行恵/石南花の俳句 一山の石南花淨土明りかな 山縣伸義/石南花の俳句 石南花や神御座します行者山 川上真太郎/石南花の俳句 石南花や奥の院への道狭め 能口和子/石南花の俳句 石楠花や仏の視野に吾もまた 堀口まゆみ