04-f-20
[季節] 晩春(4月) 動物季題
[季題] 松毟鳥(まつむしり)
[副題] まつくぐり
松の若葉をよくむしるので松毟鳥と呼ばれる。
古名を「菊戴(きくいただき)」といい頭上部に菊の花を載せたような黄・橙・赤などの冠羽がある。
雀より小さく日本最小の鳥で人を怖れず庭に来てチーチー又はチリリチリリと細いがよくとおる声で鳴く。
インターネット俳句歳時記 まつむしりの俳句 haiku April清月俳句歳時記/野田ゆたか編の4月の動物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成12年6月に、インターネット俳句「清月」を創設主宰し現在に至っています。大阪清月庵・枚方市。京都清月庵・木津川市。参加俳句誌・ホトトギス。noda yutaka[季節] 晩春(4月)動物季題[季題] 松毟鳥(まつむしり)[副題] まつくぐり松の若葉をよくむしるので松毟鳥と呼ばれる。古名を「菊戴(きくいただき)」といい頭上部に菊の花を載せたような黄・橙・赤などの冠羽がある。雀より小さく日本最小の鳥で人を怖れず庭に来てチーチー又はチリリチリリと細いがよくとおる声で鳴く。<例句>・まつむしりの俳句 古の鷹飼の里松毫鳥 松阪久美子・まつむしりの俳句 城の木々菊戴の移り鳴く 佐藤美和子/まつむしりの俳句 ホバリング捕食の技や松毟鳥 清水恵山