04-f-19
[季節] 晩春(4月) 動物季題
[季題] 古巣(ふるす)
[副題] なし。
野鳥の多くは毎年新しく巣を作る。
子育てを終えた前年の不用となった巣を古巣という。
燕などが新しく巣を作り始めるといっそう古巣感が漂う。
古巣の俳句 haiku April清月俳句歳時記/野田ゆたか編の4月の動物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成12年6月に、インターネット俳句「清月」を創設主宰し現在に至っています。大阪清月庵・枚方市。京都清月庵・木津川市。参加俳句誌・ホトトギス。noda yutaka[季節] 晩春を主に三春(4月を主に2月から4月)動物季題[季題] 古巣(ふるす)[副題] なし。野鳥の多くは毎年新しく巣を作る。子育てを終えた前年の不用となった巣を古巣という。燕などが新しく巣を作り始めるといっそう古巣感が漂う。<例句>・古巣の俳句 古巣只あはれなるべき隣かな 松尾芭蕉・古巣の俳句 古巣藁聚遠亭に落ちにけり 舘野翔鶴・古巣の俳句 古巣ある銀杏大木仰ぎ見る 松山寿美/古巣の俳句 古巣から骨材運ぶ鴉かな 清水恵山/