04-e-10
[季節] 晩春(4月8日) 行事季題
[季題] 花祭(はなまつり)
[副題] なし。
花祭は釈迦の誕生日といわれる日にちなんで4月8日にその降誕を祝って各寺院で行われる仏事。
花祭と称したのは元来浄土宗であったが今では子供を中心とした祭として一般化した。
境内に花御堂といういろいろな花で飾った小堂をしつらえ水盤に誕生仏を安置し参拝者が甘茶をそそぐようになっている。
参詣者に甘茶を接待し稚児行列が行われたりするところもある。
※ 灌仏・花御堂・甘茶は別題となる。
花祭の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の4月の行事俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成12年6月に、インターネット俳句「清月」を創設主宰し現在に至っています。大阪清月庵・枚方市。京都清月庵・木津川市。参加俳句誌・ホトトギス。noda yutaka haiku[季節] 晩春(4月8日)行事季題[季題] 花祭(はなまつり)[副題] なし。花祭は釈迦の誕生日といわれる日にちなんで4月8日にその降誕を祝って各寺院で行われる仏事。花祭と称したのは元来浄土宗であったが今では子供を中心とした祭として一般化した。境内に花御堂といういろいろな花で飾った小堂をしつらえ水盤に誕生仏を安置し参拝者が甘茶をそそぐようになっている。参詣者に甘茶を接待し稚児行列が行われたりするところもある。※ 灌仏・花御堂・甘茶は別題となる。<例句>▼花祭の俳句 花まつり稚児行列に逢ふ札所 橋本幸子▼花祭の俳句 花まつり釈迦門前へ出でたまふ 池下よし子▼花祭の俳句 花祭御僧虚子にも触れられて 竹中三津子▼花祭の俳句 インド更紗掛けし白象花祭 田川 栄▼花祭の俳句 懸命に生きて百寿や花祭 能口和子/花祭りの俳句 花まつり滅私奉公常として 橋本幹夫