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[季節] 晩春(4月13日)      行事季題

[季題] 十三詣(じふさんまゐり/じゅうさんまいり)

[副題] 知恵詣(ちゑまうで/ちえもうで)

    知恵貰(ちゑもらひ/ちえもらい)
 
 
 4月13日に13歳になった少年少女が知恵・福徳を授かるため京都市虚空蔵法輪寺の虚空蔵菩薩に詣でること。

 最近では3月13日・5月13日にも行われている。
 
 もとは旧暦3月13日の行事であった。

 参詣の帰り渡月橋を渡る時後ろを振り向くと授かった知恵を失うという俗信がある。

 この時期各地の多くの社寺においても十三詣が行われる。
十三詣の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の4月の行事俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成12年6月に、インターネット俳句「清月」を創設主宰し現在に至っています。大阪清月庵・枚方市。京都清月庵・木津川市。参加俳句誌・ホトトギス。noda yutaka haiku[季節] 晩春(4月13日) 行事季題[季題] 十三詣(じふさんまゐり/じゅうさんまいり)[副題] 知恵詣(ちゑまうで/ちえもうで)知恵貰ひ(ちゑもらひ/ちえもらい)4月13日に13歳になった少年少女が知恵・福徳を授かるため京都市虚空蔵法輪寺の虚空蔵菩薩に詣でること。最近では3月13日・5月13日にも行われている。もとは旧暦3月13日の行事であった。参詣の帰り渡月橋を渡る時後ろを振り向くと授かった知恵を失うという俗信がある。この時期各地の多くの社寺においても十三詣が行われる。<例句>/十三参りの俳句 詣る子に智慧の泉といふが湧く 館野翔鶴/知恵詣の俳句 丘越えて虚空蔵さんへ知恵詣 西村舟津/知恵詣の俳句 智恵詣和服姿の三世代 片岡正枝/知恵貰いの俳句 知恵貰帰りは誰も振り向かず 野田ゆたか/知恵詣の俳句 渡月橋まで振り向かず知恵詣 清水恵山