04-e-07
[季節] 晩春(4月21〜29日) 行事季題
[季題] 壬生念仏(みぶねんぶつ)
[副題] 壬生念仏(みぶねぶつ)
壬生狂言(みぶきやうげん/みぶきょうげん)
壬生踊(みぶをどり/みぶおどり)
壬生の鉦(みぶのかね)
京都市の壬生寺で4月21〜29日に行われる大念仏法要。
この期間中無言の壬生狂言が境内の狂言堂て演じられる。
無言なのは後方の見物人にまで理解できるようにとの配慮だという。
期間中「炮烙割」が毎日上演され毎日千枚余りの炮烙が割られる。
鎌倉時代末に円覚上人が悪疫退散のために法会を営み融通念仏を唱えたのが始まり。
これが鰐口・太鼓・笛に合わせて無言の仮面劇を行う狂言に発展した。
国の重要無形民俗文化財。
壬生寺
壬生寺狂言
壬生狂言の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の4月の行事俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成12年6月に、インターネット俳句「清月」を創設主宰し現在に至っています。大阪清月庵・枚方市。京都清月庵・木津川市。参加俳句誌・ホトトギス。noda yutaka haiku[季節] 晩春(4月21〜29日)行事[季題] 壬生念仏(みぶねんぶつ)[副題] 壬生念仏(みぶねぶつ) 壬生狂言(みぶきやうげん/みぶきょうげん)壬生踊(みぶをどり/みぶおどり)壬生の鉦(みぶのかね)京都市の壬生寺で4月21〜29日に行われる大念仏法要。 この期間中無言の壬生狂言が境内の狂言堂て演じられる。 無言なのは後方の見物人にまで理解できるようにとの配慮だという。 期間中「炮烙 (ほうろく)割」が毎日上演され毎日千枚余りの炮烙が割られる。 鎌倉時代末に円覚上人が悪疫退散のために法会を営み、融通念仏を唱えたのが始まり。 これが鰐口(わにぐち)・太鼓・笛に合わせて無言の仮面劇を行う狂言に発展した。 国の重要無形民俗文化財。<例句>/壬生狂言の俳句 壬生狂言幕無き幕間鉦の音 西崎佐知/壬生念仏の俳句 炮烙割る音に合掌壬生念仏 門田窓城/壬生狂言の俳句 壬生狂言声なき仕種おほぎょうに 西川壽賀子/壬生狂言の俳句 頭巾被て道化面なる壬生狂言 西村舟津/壬生念仏の俳句 鬼女の出に固唾を呑むも壬生念仏 高橋泉也/壬生念仏の俳句 壬生念仏祖母を偲びし京の旅 南部静季/壬生狂言の俳句 炮烙をこっぱ微塵の壬生狂言 奥田不二子/壬生の崩落割りの俳句 壬生の鉦炮烙割る問続きをり 佐藤美和子/壬生の崩落割りの俳句 壬生の鉦炮烙割りの粉塵裡 山本とも江/壬生狂言の俳句 高札をかざし始まる壬生狂言 大畠宮子/壬生狂言の俳句 鉦の音に身振りおかしき壬生狂言 嶋きさ子/壬生念仏の俳句 悪役が際立つ衣裳壬生念仏 梅田澄子/壬生念仏の俳句 壬生念仏娼安けく眠りをり 松山寿美/壬生念仏の俳句 壬生念仏心に秘めて無言劇 清水恵山