04-d-20
[季節] 晩春(4月) 生活季題
[季題] 畦塗(あぜぬり)
[副題] 畦塗る(あぜぬる)
田の畦から水や肥料が流出しないよう田植え前に畦の表面を田圃の泥土で塗り固めること。
古くは鋤・鍬を持って人力でもって塗られていた。
今では畦塗機を操作して塗られている。
塗り終わった畦がてらてらと輝いている光景はいかにも春らしい。
畦塗の俳句 haiku April清月俳句歳時記/野田ゆたか編の4月の生活俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成12年6月に、インターネット俳句「清月」を創設主宰し現在に至っています。大阪清月庵・枚方市。京都清月庵・木津川市。参加俳句誌・ホトトギス。noda yutaka[季節] 晩春(4月)生活季題[季題] 畦塗(あぜぬり)[副題] 畦塗る(あぜぬる)田の畦から水や肥料が流出しないよう田植え前に畦の表面を田圃の泥土で塗り固めること。塗り終わった畦がてらてらと輝いている光景はいかにも春らしい。<例句>/畦塗の俳句 塗り上げし畦照り返す棚田かな 橋本正勝/畦塗の俳句 樋を走る水の響きや畦を塗る 小笠原ひろみ/畦塗の俳句 ザリガニの遊ぶ棚田の畔を塗る 清水恵山/畦塗の俳句 畦塗を急かせてをりぬ雨意の風 野田ゆたか/畦塗の俳句 畦塗の一と日でかわく日和かな 瀬戸田かずし/畦塗の俳句 塗りあげし畦の落暉を返しをり 田中茂治/畦塗の俳句 畦塗つて水面の空は薄曇り 筒井省司