04-d-16
[季節] 晩春(4月) 生活季題
[季題] 磯遊(いそあそび)
[副題] 磯菜摘(いそなつみ)
旧暦3月3日前後の大潮のころ遠くまで退いた磯に出て一日を遊び過ごすこと。
家族やグループで弁当を広げたりバーベキューをしたりするのは楽しい。
汐干狩はここから始まった。
地方によっては陰暦3月3日の行事として磯で遊ぶ風習があったという。
磯菜摘は礁に生える磯菜を摘むこと。
磯遊の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の4月の生活俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成12年6月に、インターネット俳句「清月」を創設主宰し現在に至っています。大阪清月庵・枚方市。京都清月庵・木津川市。参加俳句誌・ホトトギス。noda yutaka haiku[季節] 晩春(4月) 生活季題[季題] 磯遊(いそあそび)[副題] 磯菜摘(いそなつみ)旧暦3月3日前後の大潮のころ遠くまで退いた磯に出て一日を遊び過ごすこと。家族やグループで弁当を広げたりバーベキューをしたりするのは楽しい。汐干狩はここから始まった。地方によっては陰暦3月3日の行事として磯で遊ぶ風習があったという。磯菜摘は礁に生える磯菜を摘むこと。<例句>▼磯菜摘むの俳句 潮遠く退きし礁に磯菜摘む 岡村紀洋▼磯菜摘むの俳句 みちのくの牡鹿の浜に磯菜摘む 本郷智子▼磯遊の俳句 防人の歌の岬の磯遊 近藤清女▼磯遊の俳句 波殺し打つ波音や磯遊び 若林柾矢▼磯遊の俳句 スカートを履く児履かぬ児磯遊 橋本典子▼磯遊の俳句 磯遊び桑名に負けぬ蛤を 三浦光芳▼磯菜摘むの俳句 ひとときを遊び仕事に磯菜つむ 野田ゆたか