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[季節] 晩春を主に三春(4月を主に2月から4月)生活季題

[季題] 朝寝(あさね)

[副題] なし
 
 
 暖かい春の朝は心地よさからつい寝過ごしてしまう。

 朝の家事の音・町の音などで目覚めていてもついうつらうつらとしてしまうほど心地がよい。

 充分に睡眠を摂っていても寝床から離れがたい気持ち。

 目覚めにはゆっくりできたことの充足感がある。
 
 
   ※ 春の眠りは心地よくのんびりした気持ちになると
     いう「春眠」は別題となる。
朝寝の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の4月の生活(人事)俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成12年6月に、インターネット俳句「清月」を創設主宰し現在に至っています。大阪清月庵・枚方市。京都清月庵・木津川市。参加俳句誌・ホトトギス。noda yutaka haiku [季節]晩春を主に三春(4月を主に2月から4月)生活季題[季題]朝寝(あさね)[副題]暖かい春の朝は心地よさからつい寝過ごしてしまう。朝の家事の音・町の音などで目覚めていてもついうつらうつらとしてしまうほど心地がよい。充分に摂っていても寝床から離れがたい気持ち。目覚めにはゆっくりできたことの充足感がある。※ 春の眠りは心地よくのんびりした気持ちになるという「春眠」は別題となる。<例句>▼朝寝の俳句 朝寝せよそれも湯治のうちとして 舘野翔鶴の俳句▼二度寝の俳句 二度寝する気儘な老いの朝寝癖 村上唯志の俳句▼朝寝の俳句 退院の一夜明けたる朝寝かな 辻多津子の俳句▼朝寝の俳句 ぬくぬくと夢の続きし朝寝かな 嶋きさ子の俳句▼寝覚めの俳句 朝寝覚め髪の伸びゐる顔を撫づ 川崎孝二の俳句▼留守番の俳句 朝寝して一と日留守番するはめに 阿部陽子の俳句▼余生の俳句 余生とは今を生きゐる朝寝かな 野田ゆたかの俳句