04-d-14
[季節] 晩春(4月) 生活季題
[季題] 観潮(くわんてう/かんちょう)
[副題] 観潮船(くわんてうせん/かんちょうせん)
淡路島と四国の間の鳴門海峡は大小無数の岩礁が散在しており平常でも潮の干満により渦を巻く。
4月(旧暦三月三日前後)の大潮のころが潮の流れが早くいたるところに渦が出来て壮観を呈する。
この頃遠近から見物に来る人が多く観潮船もでる。
<余談>観光バスが大鳴門橋で速度を落として渦潮を見せることがある。
観潮の俳句 清月俳句歳時記4月の生活俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成12年6月に、インターネット俳句「清月」を創設主宰し現在に至っています。大阪清月庵・枚方市。京都清月庵・木津川市。参加俳句誌・未央・ホトトギス。noda yutaka haiku[季節] 晩春を主に三春(4月を主に2月から4月)生活季題[季題] 観潮(くわんてう/かんちょう)[副題] 観潮船(くわんてうせん/かんちょうせん)淡路島と四国の間の鳴門海峡は大小無数の岩礁が散在しており平常でも潮の干満により渦を巻く。4月(旧暦三月三日前後)の大潮のころが潮の流れが早くいたるところに渦が出来て壮観を呈する。この頃遠近から見物に来る人が多く観潮船もでる。<余談>観光バスが大鳴門橋で速度を落として渦潮を見せることがある。観潮や空の碧さも巻き込みし 西ア佐知観潮や大きく舞ひし瀬戸の鳶 松山寿美観潮の驚喜の声に余韻あり 石田祐智子観潮やすくむ高さのガラス越し 吉田静代大渦に傾ぐ観潮船の修羅 栗林清瑶観潮の渦ぶつかりてかがよひぬ 藤本春苑 改訂2011.10.10