04-d-10
[季節] 晩春を主に三春(4月を主に2月から4月)生活季題
[季題] 春灯(しゆんとう/しゅんとう)
[副題] 春灯下(しゆんとうか/しゅんとうか)
春の灯(はるのひ)
春の灯火はどことなくの華やぎを感じさせる。
暖かな夜の明りは朧にうるんでいるように感じさせる。
春の燭は神仏への献灯などの蝋燭の火の意味で用いられる。
春灯の俳句 清月俳句歳時記4月の生活俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 晩春を主に三春(4月を主に2月から4月)生活季題 [季題] 春灯(しゆんとう/しゅんとう)[副題] 春の灯(はるのひ) 春の燭(はるのしょく) 春の灯火はどことなくの華やぎを感じさせる。暖かな夜の灯りは朧にうるんでいるように感じさせる。 春の燭は、神仏への献灯などの蝋燭の火の意味で用いられる。/春灯の俳句 またたくは燭かがやくは春灯 舘野翔鶴/春灯の俳句 饒舌にうなづくばかり春灯 稲福昌一/春灯の俳句 春燈を灯して暗き不動明王 松山寿美/春灯の俳句 春灯や金繕ひの茶器展べて 西崎佐知/春灯の俳句いつまでも春灯つきし女部屋 森本恭生/春灯の俳句 春灯につい道草の屋台かな 高橋泉也/春灯の俳句 艶めきし浮世絵展や春灯 嶋きさ子/春灯の俳句 バス停の春灯靄を灯りけり 土屋 勝/春灯の俳句 春灯の足許てらすねねの道 飯岡良一/春灯の俳句 春灯に影置く佐渡の竹人形 柏村陽子/春灯の俳句 秘佛みな榧の一木春灯 貫野 浩/春灯の俳句 子規庵の一机一硯春灯 栗林清瑶/春灯の俳句 二人して解けぬ言の葉春灯 綾井 美/春灯の俳句 春灯や尾を振る犬に迎へられ 清水恵山/春灯の俳句 春燈の眩しさも憂し旅の果 中野干江子/春灯の俳句 春灯傘たたみてよりの観光船 橋本正勝/春灯の俳句 露天湯の明かりゆらめく春灯 池下よし子/春灯の俳句 春灯や井伊家の姫の嫁せし駕籠 佐藤美和子/春灯の俳句 春灯や螺髪くるくる盧舎那佛 阿形公枝/春灯の俳句 湯の町の春灯淡し小劇場▼副題『春灯下』の例句へ ▼副題『春の灯』の例句へ