04-d-07
[季節] 晩春(4月) 生活季題
[季題] 茶摘(ちやつみ/ちゃつみ)
[副題] 茶摘女(ちやつみめ/ちゃつみめ)
茶摘唄(ちやつみうた/ちゃつみうた)
茶摘笠(ちやつみがさ/ちゃつみがさ)
茶山(ちややま/ちゃやま)
茶園(ちやゑん/ちゃえん)
茶摘みは産地によって相違があるが八十八夜前後が最も盛んである。
摘始めから半月くらいのものを一番茶と呼び最上とし・二番茶・三番茶・四番茶と順次摘み継がれる。
最近は一番茶のみを手で摘み二番茶以下はエンジン駆動の機械摘みが多くなり以前のような茶摘み情緒がなくなっている。
茶摘の俳句 清月俳句歳時記4月の生活俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 晩春(4月) 生活季題 [季題] 茶摘(ちやつみ/ちゃつみ) [副題] 茶摘女(ちやつみめ/ちゃつみめ) 茶摘唄(ちやつみうた/ちゃつみうた) 茶摘笠(ちやつみがさ/ちゃつみがさ) 茶山(ちややま/ちゃやま) 茶園(ちやゑん/ちゃえん) 茶摘みは、産地によって相違があるが、八十八夜前後が最も盛んである。 摘始めから半月くらいのものを一番茶と呼び最上とし、それから二番茶となり、さらに三番茶、四番茶と順次摘み継がれる。 最近は、一番茶のみを手で摘み、二番茶以下は鋏摘み、エンジン駆動の機械摘みが多くなり、以前のような茶摘み情緒がなくなりつつある。/茶摘みの俳句 富士を負ひまたは向ひて茶を摘める 舘野翔鶴/茶摘みの俳句 茶摘笠浮き沈みして遅速あり 土井木賊/茶摘みの俳句 高校の全員が出て茶摘かな 秋山英身/茶摘みの俳句 賑やかにうからの揃ふ茶摘かな 迫間喜美子/茶摘みの俳句 茶摘機の光も風も摘み入れき 伊藤知子/茶摘みの俳句 茶摘唄聞こゆ片への先陣碑 西岡甲子/茶摘みの俳句 教へられ一芯二葉てふ茶摘 山本とも江/茶摘みの俳句 一番茶摘む傍らに嬰の籠 高橋泉也/茶摘みの俳句 童歌口づさみつつ茶を摘みぬ 橋本照子/茶摘みの俳句 富士を背に家内総出の茶摘時 戸本文雄/茶摘みの俳句 畑の隅なる一本の茶を摘みぬ 藤戸寿枝/茶摘みの俳句 回覧板茶摘み体験募集とや 山口美琴/茶摘みの俳句 遠き日や茶摘母ゐて姉もゐて 山田和江/新茶摘みの俳句 老人もかり出されては新茶摘む 前田甲山/新茶摘みの俳句 体験の姉さんかぶり新茶摘む 池下よし子/茶摘みの俳句 手馴れたる指のしなやか茶を摘める 土屋 勝/茶摘みの俳句 母許や姉さん被り新茶摘む 福島二美/茶摘みの俳句 お茶摘みを根気仕事といふ娘かな 野田ゆたか/初茶摘みの俳句 一畑に群れ女衆初茶摘 鈴木かね