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[季節] 晩春を主に三春(4月を主に2月から4月)生活季題

[季題] 桜餅(さくらもち)

[副題] なし
 
 
 関東では小麦粉と白玉粉を溶いて焼いた薄皮で餡を包み塩漬けの桜の葉で包んで作る。

 餡の甘さと葉の塩味が独特の味わいを生む。

 江戸向島の長命寺境内で売り出したのが始まり。

 関西では大阪の道明寺で最初に作られた。

 餅米を蒸して乾かした道明寺粉を蒸して作った皮で餡を包み塩漬けの葉で包んで作る。
関東風
関西風
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桜餅の俳句 haiku April清月俳句歳時記/野田ゆたか編の4月の生活俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成12年6月に、インターネット俳句「清月」を創設主宰し現在に至っています。大阪清月庵・枚方市。京都清月庵・木津川市。参加俳句誌・ホトトギス。noda yutaka[季節] 晩春を主に三春(4月を主に2月から4月)生活季題[季題] 桜餅(さくらもち)[副題] なし。 関東では小麦粉と白玉粉を溶いて焼いた薄皮で餡を包み塩漬けの桜の葉で包んだ和菓子。 餡の甘さと葉の塩味が独特の味わいを生む。 江戸向島の長命寺境内で売り出したのが始まり。 関西では大阪の道明寺で最初に作られた。 餅米を蒸して乾かした道明寺粉を蒸して作った皮で餡を包み塩漬けの葉で包んで作る。<例句>・桜餅の俳句 塩味の葉こそ醍醐味桜餅 西村舟津・桜餅の俳句 桜餅笑顔の母が眼に浮かぶ 熊谷清美・桜餅の俳句 桜餅さし出す手もと桜色 松岡推月・桜餅の俳句 桜餅香りと共に取り分けし 加納幸子・桜餅の俳句 道明寺出でて手提の桜餅 橋本幹夫・桜餅の俳句 昔から淡き歯応へ桜餅 橋本典子・桜餅の俳句 桜餅葉っぱの数の子ら遊ぶ 伊藤知子・桜餅の俳句 桜餅買ひに来てをり作務衣僧 石崎そうびん・桜餅の俳句 桜餅手の残り香やまた一服 山口美琴・桜餅の俳句 二つ目を迷い手を出す桜餅 筒井省司・桜餅の俳句 桜餅求めて友を待ちており 八島厚子・桜餅の俳句 お福分け大振りの香の桜餅 加藤ひかり・桜餅の俳句 桜餅ほおばる笑顔車椅子 川島踊子・桜餅の俳句 長のれん菓子舗に匂ふ桜餅 水野良子・桜餅の俳句 桜餅食べ終へてより本題に 福本良子・桜餅の俳句 酒豪とは昔のことよ桜餅 野田ゆたか