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[季節] 晩春(4月)         地理季題

[季題] 苗代(なはしろ/なわしろ)

[副題] 苗田(なへだ/なえだ)
 
    苗代田(なはしろだ/なわしろだ)

 
 籾種を蒔き稲の苗を仕立てる田で水を張り縄を引いて区分し短冊形に作る。

 田植えが機械化された昭和40年代以降くらいから育苗箱に籾種を蒔く方式がとられ現在ではほとんどの地域で苗代は姿を消した。
 
 しかし学校教育現場や神社の御田植神事などに用いられる苗は昔ながらに苗代で育てるところがある。
苗代の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記[季節] 晩春(4月)地理季題[季題] 苗代(なはしろ/なわしろ)[副題] 苗田(なへだ/なえだ)苗代田(なはしろだ/なわしろだ)籾種を蒔き稲の苗を仕立てる田で水を張り縄を引いて区分し短冊形に作る。田植えが機械化された昭和40年代以降くらいから育苗箱に籾種を蒔く方式がとられ現在ではほとんどの地域で苗代は姿を消した。しかし学校教育現場や神社の御田植神事などに用いられる苗は昔ながらに苗代で育てるところがある。/苗代の俳句 まかがやく苗代時の千枚田 小原弘幹/苗代の俳句 苗代の水に日の斑のきらきらと 長谷山順江/苗代の俳句 思はざる熱に入院苗代寒 森島緋紗江/苗代の俳句 苗代や農協職員忙しなる 山口美琴/苗代の俳句 苗代や学習田の三坪ほど 野田ゆたか/苗代田の俳句 幌解きて光り眩しむ苗代田 西村舟津