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[季節] 晩春を主に三春(4月を主に2月から4月)地理季題

[季題] 春の海(はるのうみ)

[副題] なし。
 
 
 波が荒く暗い冬の海も春になると凪いできらきらと輝き明るくなる。
 
 波も穏やかに寄せ返し行き交う船にも長閑さが感じられる海となる。
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春の海の俳句 清月俳句歳時記4月の地理俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成12年6月に、インターネット俳句「清月」を創設主宰し現在に至っています。大阪清月庵・枚方市。京都清月庵・木津川市。参加俳句誌・未央・ホトトギス。noda yutaka haiku [季節] 晩春を主に三春(4月を主に2月から4月)地理季題[季題] 春の海(はるのうみ)[副題] なし。波が荒く暗い冬の海も、春になると凪いで穏やかな波が寄せ返し、行き交う船にも長閑さが感じられる海となる。▼春の海の俳句 観光船海猫のつきくる春の海 土井木賊▼春の海の俳句 春の海波間にまぶし光かな 長嶺 勇▼春の海の俳句 春の海うねりうねりて防潮堤 宇都宮美智子▼春の海の俳句 今朝もまた違ふ色して春の海 橋本典子▼春の海の俳句 日矢射してうねりやわらに春の海 樋口千恵▼春の海の俳句 釣舟のゆらりゆらりと春の海 小川和子▼春の海の俳句 春の海釣果を問へば坊主とや 野田ゆたか /春の海の俳句 帰り来る漁船の水脈や春の海 池下よし子/春の海の俳句 父のごとときには怒る春の海 後藤允孝/春の海の俳句 空の色より濃く映る春の海 志村万香/春の海の俳句 聖堂の鐘より昏るる春の海 高橋泉也/春の海の俳句 島唄で渡る牛車や春の海 田村公平/春の海の俳句 幼な子の寝顔に似たる春の海 久保田昌子/春の海の俳句 純白の巨船揺蕩ふ春の海 川上真太郎/春の海の俳句 波頭きらりきらりと春の海 筒井省司/春の波の俳句 春の波時にははしゃいでみたくなる 藤本春苑/春の湖の俳句 春の湖ゆるやかにして滔滔と 梅田澄子