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[季節] 晩春を主に三春(4月を主に2月から4月)天文季題

[季題] 朧月(おぼろづき)

[副題] 月朧(つきおぼろ)
 
 
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 朧に霞んだ春の月をいい薄絹に隔てられたような柔らかさを感じさせる。

 古歌にもしばしば詠まれてきた。ぼんやりと霞んだ月はまことに春らしい。

 季題「春の月」も朧の景であるが「朧月」の方がより直接的に「朧」をいう季題である。
 
 
    ※「朧・朧夜(朧月夜)」は、別題となります 
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朧月の俳句 haiku April清月俳句歳時記/野田ゆたか編の4月の天文俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成12年6月に、インターネット俳句「清月」を創設主宰し現在に至っています。大阪清月庵・枚方市。京都清月庵・木津川市。参加俳句誌・ホトトギス。noda yutaka[季節] 晩春を主に三春(4月を主に2月から4月)天文季題[季題] 朧月(おぼろづき)[副題] 月朧(つきおぼろ)副題『月朧』の例句ページへ リンク 朧に霞んだ春の月をいい薄絹に隔てられたような柔らかさを感じさせる。古歌にもしばしば詠まれてきた。ぼんやりと霞んだ月はまことに春らしい。季題「春の月」も朧の景であるが「朧月」の方がより直接的に「朧」をいう季題である。※「朧・朧夜(朧月夜)」は、別題となります。<例句>・朧月の俳句 十五周年祝ぐ朧月の料理店 西村舟津・おぼろ月の俳句 朧月猫まん丸の瞳して 林 雄次郎・朧月の俳句 比良裾の棚田に映る朧月 橋本照子・おぼろ月の俳句 露天湯へ道を照らせし朧月 八木 徹・朧月の俳句 朧月所作しなやかな女形かな 堤千鶴子・朧月の俳句 自分史は最終章へおぼろ月 石崎そうびん・朧月の俳句 湯上りの見上げる空に朧月 前川嘉風・朧月の俳句 四万十の流れゆるりと朧月 中橋京子・朧月の俳句 幼な児の寝息やさしく朧月 津田喜美・朧月の俳句 朧月眠れぬ夜は香を焚き 清水恵山・朧月の俳句 打寄する波に砕ける朧月 嶋きさ子・朧月の俳句 二百号先師髣髴朧月 森島緋紗江・朧月の俳句 朧月肩ふれ合うて見上げけり 伊藤知子・朧月の俳句 母逝きし通夜なる月の朧かな 井川芳子・朧月の俳句 琴引の浜の泣き砂おぼろ月 梅田澄子・朧月の俳句 朧月海の向かうもぼんやりと 小川和子・朧月の俳句 やつと来し箱根の宿の朧月 松岡推月・朧月の俳句 ゆき暮れて秩父に宿す朧月 西岡甲子・朧月の俳句 お忍びの猫が出でゆく朧月 野田ゆたか