04-a-11
[季節] 晩春を主に三春(4月を主に2月から4月)時候季題
[季題] 春の暮(はるのくれ)
[副題] 春の夕(はるのゆふべ/はるのゆうべ)
春夕(はるゆふべ/はるゆうべ)
春の日暮をいう。
日ごとに日の暮れるのが遅くなり駘蕩とした気分が漂う。
※季節の終わりをいう「暮の春・暮春」は別題となる。
春の暮の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の4月の時候俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成12年6月に、インターネット俳句「清月」を創設主宰し現在に至っています。大阪清月庵・枚方市。京都清月庵・木津川市。参加俳句誌・ホトトギス。noda yutaka haiku [季節] 晩春を主に三春(4月を主に2月から4月)時候季題[季題] 春の暮(はるのくれ)[副題] 春の夕(はるのゆふべ/はるのゆうべ) 春夕(はるゆふべ/はるゆうべ)春の日暮をいう。日ごとに日の暮れるのが遅くなり駘蕩とした気分が漂う。春季の終わりは「暮の春」「暮春」は別題となる。<例句>▼春の暮の俳句 入あひのかねもきこへずはるのくれ 松尾芭蕉▼春の暮の俳句 わが影の脚の長さよ春の暮 川崎孝二▼春夕の俳句 瀬戸内の橋ごと揺れて春夕 森戸しうじ▼春の暮の俳句 さざ波のひらひら光る春の暮 阿部和雄▼春の暮の俳句 橋脚の色鮮やかな春の暮 岡本龍次▼春の暮の俳句 この星の春の暮るるを惜みけり 清水恵山▼春の暮の俳句 ゆっくりと坊ちゃん列車春の暮 門田あさひ