04-a-09
[季節] 晩春（４月） 時候季題
[季題] 暮の春（くれのはる）
[副題] 暮春（ぼしゆん／ぼしゅん）
初春・仲春・晩春の三春を１日になぞらえて日が暮れるように春の終わることをいう。
行春・春惜む・晩春などとつながる感慨を含み正に春が果てようとする意。
※「春の１日の日暮」をいう「春の暮」は別題となる。
暮の春の俳句 清月俳句歳時記４月の時候俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから文語文・有季定形俳句・伝統俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成１２年６月に、インターネット俳句「清月」を創設主宰し現在に至っています。大阪清月庵・枚方市。京都清月庵・木津川市。参加俳句誌・未央・ホトトギス。noda yutaka haiku 暮春（ぼしゆん／ぼしゅん）初春・仲春・晩春の三春を１日になぞらえて日が暮れるように春の終わることをいう。行春・春惜む・晩春などとつながる感慨を含み正に春が果てようとする意。▼副題『暮春』の例句へ※「春の１日の日暮」をいう「春の暮」は別題となる。／暮の春の俳句 老いて娘に引きとられ行く暮の春 松山寿美／暮の春の俳句 潮騒の轟く島や暮の春 若林柾矢／暮の春の俳句 暮の春パークゴルフの賑はふ日 南部静季／暮の春の俳句 靖国の御霊に触るる暮の春 高橋泉也／暮の春の俳句 猫を描く展覧会や暮の春 橘川重／暮の春の俳句 三山は模糊と大和の暮の春 山田行恵／暮の春の俳句 暮の春平穏の日々灯明に 清水恵山