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[季節] 初春(3月)         植物季題
 
[季題] 母子草(ははこぐさ)
 
[副題] ははこ
 
 
 路傍や田畑で見かける黄淡色の越年草の小さな花。
 
 花は茎頂に散房状につけ葉裏や茎は白い毛で覆われている。
 
 若い茎や葉は七種の「御行」として七種粥にする。
 
 葉は細長いへら形。
 
  ※御行は新年の季題となる。
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 季節の花300 より
母子草の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記[季節] 初春(3月)植物季題[季題] 母子草(ははこぐさ)[副題] ははこ路傍や田畑で見かける黄淡色の越年草の小さな花。花は茎頂に散房状につけ葉裏や茎は白い毛で覆われている。若い茎や葉は七種の「御行」として七種粥にする。葉は細長いへら形。※御行は新年の季題となる。
<例句>母子草の俳句 ありつたけの園児の笑顔母子草 姉歯義ひろ。母子草の俳句 名を知りていたわり残す母子草 岩間れい子。母子草の俳句 踏まれても生き継ぐ力母子草 駒田暉風。母子草の俳句 産土に伸び競ひ合ふ母子草 橋本幹夫。