03-g-33
[季節] 仲春を主に三春(3月を主に2月から4月)植物季題
[季題] 防風(ばうふう/ぼうふう)
[副題] 浜防風(はまばうふう/はまぼうふう)
防風掘る(ばうふうほる/ぼうふうほる)
季題の防風は浜防風をいう。
海岸の砂丘に生え砂中に深く根を下ろす。大きい株では1mにも達する。
光沢のある薄緑色の葉が叢生し夏に白色五弁の小花を多数つける。
香りがよく程好い辛みや苦みがあり刺身のつまや茹でて酢の物などに用いる。
防風の俳句 March 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 3月の植物俳句のページです。haikusaijik・inoda・yutaka例句は有季定型の伝統俳句から抽出しています。編者はインターネット俳句・清月の主宰です。[季節] 仲春(3月) 植物季題[季題] 防風(ばうふう/ぼうふう)[副題] 浜防風(はまばうふう/はまぼうふう) 防風掘る(ばうふうほる/ぼうふうほる)季題の防風は浜防風をいう。海岸の砂丘に生え砂中に深く根を下ろす。大きい株では1mにも達する。光沢のある薄緑色の葉が叢生し夏に白色五弁の小花を多数つける。香りがよく辛みもあり刺身のつまや茹でて酢の物などに用いる。<例句>・浜防風の俳句 浜防風一輪咲ける津波跡 本郷智子・防風の俳句 防風の彩こぼしゆく浜の風 加藤美津子・防風摘むの俳句 夫の声聞こえぬふりで防風摘む 橋本典子・防風の俳句 防風や肴にしてはほの苦し 野田ゆたか・防風の俳句 手遊びの防風素手に掘つてみる 長嶺勇/浜防風の俳句 穏やかな潮風受けて浜防風 清水恵山/浜防風の俳句 防風を噛みて別れも云ひ出せず 橋本幹夫