03-b-21
[季節] 仲春(3月) 植物季題
[季題] 山椒の芽(さんせうのめ/さんしょうのめ)
[副題] 木の芽和(きのめあへ/きのめあえ)
山椒は北海道から九州まで自生する棘の多い小枝がちの落葉低木。
3月頃に芽吹く。人家でも庭先に植えられ葉や実は古くから香辛料として用いられてきた。
料理で「木の芽」といえばこの山椒の芽を指す。
山椒の芽の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 3月の植物俳句のページです。haikusaijik・inoda・yutaka例句は有季定型の伝統俳句から抽出しています。編者はインターネット俳句・清月の主宰です。[季節] 仲春(3月)植物季題[季題] 山椒の芽(さんせうのめ/さんしょうのめ)[副題] 木の芽和(きのめあへ/きのめあえ)山椒は北海道から九州まで自生する棘の多い小枝がちの落葉低木。人家でも庭先に植えられその葉や実は古くから香辛料として利用されてきた。3月頃に芽吹く。料理で木の芽といえばこの山椒の芽を指す。芽は香気が独特で珍重され和え物材として用いられたりする。<例句>▼山椒の芽の俳句 目を凝らす枝に小さな山淑の芽 山中明石▼山椒の芽の俳句 山椒の芽吹きて祭り近づきぬ 林 雄次郎▼山椒の芽の俳句 そっと摘むまだ幼木の山淑の芽 加藤ひかり▼山椒の芽の俳句 山淑の青芽の香る厨かな 古堂周子/山椒の俳句 山椒の芽ぽんと打ちてや潮汁 池下よし子▼山椒の芽の俳句 草庵の庭に芽吹ける山椒かな 野田ゆたか