03-g-15
[季節] 仲春(3月) 植物季題
[季題] 草の芽(くさのめ)
[副題] 名草の芽(なぐさのめ)
春萌え出るさまざまな草の芽のこと。
特定の植物の芽をさす場合は「菊の芽・朝顔の目・桔梗の芽・萩の芽・菖蒲の芽・芍薬の芽・百合の芽」などと詠む。
これら名前のある植物の芽を総称して「名草の芽」と呼ぶ。
草の芽の俳句 清月俳句歳時記3月の植物俳句のページです。haikusaijiki noda yutaka例句は、有季定型俳句伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかはインターネット俳句「清月」の主宰です。[季節]仲春(3月)植物季題[季題]草の芽(くさのめ)[副題]名草の芽(なぐさのめ)▼名草の芽の俳句 名草の芽踏むまじとして蹌踉めける 松山寿美▼草の芽の俳句 球根の芽吹き気になる日々となる 吉野濃菊▼草の芽の俳句 野辺の草芽のまつすぐに丈比べ 橋本幹夫▼名草の芽の俳句 尖り出て土に影さす名草の芽 小島外恵▼草の芽の俳句 草の芽の三日見ぬ間にたくましく 山中明石▼草の芽の俳句 芽吹く庭あまたの鳥の降りて来し 長谷山順江▼草の芽の俳句 捨置きの鉢にすつくと名草の芽 野田ゆたか春萌え出るさまざまな草の芽のこと。特定の植物の芽をさす場合は「菊の芽・朝顔の目・桔梗の芽・萩の芽・菖蒲の芽・芍薬の芽・百合の芽」などと詠む。これら名前のある植物の芽を総称して「名草の芽」と呼びならわす。