03-g-12
[季節] 仲春を主に三春(3月を主に2月から4月)植物季題
[季題] 座禅草(ざぜんさう/ざぜんそう)
[副題] 達磨草(だるまさう/だるもそう)
2月から4月にかけて滋賀県以北の山中の湿原に咲く。
仏像の光背に似た形の暗紫色の仏焔苞の中に僧侶が座禅を組む姿に見えることが名の由来とされる。
また花を達磨大師の座禅する姿に見立てて達磨草とも呼ぶ。
座禅草の俳句 清月俳句歳時記3月の植物俳句のページです。例句は、有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかはインターネット俳句清月を主宰です。 [季節] 仲春を主に三春(3月を主に2月から4月) 植物季題 [季題] 座禅草(ざぜんさう/ざぜんそう) [副題] 達磨草(だるまさう/だるもそう) サトイモ科の多年草の花。3月か5月にかけて、山中の湿原に咲く。暗紫色の仏?苞の中に、太い肉穂状の花をつけるが、それを岩窟で達磨が座禅を組む様に見立てた。 3月から4月にかけて山中の湿原に咲くサトイモ科の多年草の花。 仏像の光背に似た形の暗紫色の仏焔苞の中に僧侶が座禅を組む姿に見えることが、名の由来とされる。 また、花を達磨大師の座禅する姿に見立てて、達磨草とも呼ぶ。 滋賀県高島市の座禅草群落が国内南限とされる。 座禅草の俳句 座禅草咲き揃ふとも華やかず 西ア佐知 座禅草の俳句 群生の座禅草守る藪襖 門田窓城 座禅草の俳句 紫の母衣も逞し座禅草 西村舟津 座禅草の俳句 湿原のしじまを守りて座禅草 吉井竹志 座禅草の俳句 湧き水に凛と咲きつぐ座禅草 松山寿美 座禅草の俳句 清流を背に何想ふ座禅草 綾井 美 座禅草の俳句 もの言へば応へさうなる座禅草 福島二美 座禅草の俳句 吟行に初参加せし座禅草 井川芳子 座禅草の俳句 二千てふ座禅草咲く旅情かな 宇都宮美智子 座禅草の俳句 雨傘の続く木道座禅草 山本とも江 座禅草の俳句 座禅草申し訳ほど残る雪 貫野 浩 座禅草の俳句 七年の摂理に生きる座禅草 杉林義男 座禅草の俳句 風はらむ苞をかかげて座禅草 辻 多津子 座禅草の俳句 藪影につつましく咲く座禅草 妹尾紀子 座禅草の俳句 寄りそひて気儘に向きて座禅草 松葉律子 座禅草の俳句 雪少しあるがよろしき座禅草 長谷山頼子 座禅草の俳句 座禅草伏流水の恵みなり 山口広子 座禅草の俳句 額寄せ語らふ様や坐禅草 前川嘉風 座禅草の俳句 真善美修めむとして座禅草 野田ゆたか