03-g-10
[季節] 仲春(3月) 植物季題
[季題] ものの芽(もののめ)
[副題] もの芽(ものめ)
早春に萌え出るもろもろの芽のことで木の芽・草の芽を総称して「ものの芽」と言う。
※ 樹木の芽の総称は「木の芽」と言い別題となる。
※ 草の芽の総称は「草の芽」と言い別題となる。
※ 名の知れた「名の木の芽」は「楓の芽・蔦の芽・桑の芽」などと木の名を冠して別題となる。
※ 名の知れた「名草の芽」は「菊の芽・菖蒲の芽・朝顔の芽」などと草の名を冠して別題となる
ものの芽の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記[季節]仲春(3月)植物季題[季題] ものの芽(もののめ)[副題] もの芽(ものめ)副題『もの芽』の例句ページへ リンク早春に萌え出るもろもろの芽のことで木の芽・草の芽を総称して「ものの芽」と言う。※ 樹木の芽の総称は「木の芽」と言い別題となる。※ 草の芽の総称は「草の芽」と言い別題となる。※ 名の知れた「名の木の芽」は「楓の芽・蔦の芽・桑の芽」などと木の名を冠して別題となる。※ 名の知れた「名草の芽」は「菊の芽・菖蒲の芽・朝顔の芽」などと草の名を冠して別題となる/ものの芽の俳句 ものの芽のみな勢ひをり子規の庭 村上唯志/ものの芽の俳句 ものの芽の吹くや彩り変へる風 門田窓城/ものの芽の俳句 ものの芽の匂ひ纏ひて雨の降る 高橋泉也/ものの芽の俳句 ものの芽に一と荒れせねば止まぬ雨 若林柾矢/ものの芽の俳句 ものの芽のほぐるる気配雑木山 松山寿美/ものの芽の俳句 ものの芽の親し壱万坪の園 森本恭生/ものの芽の俳句 ものの芽や古墳に添ひし登り窯 西村舟津/ものの芽の俳句 忘れいしものの芽に遇ひ鉢手入 久保田昌子/ものの芽の俳句 ものの芽のほぐれ命の耀けり 梅田澄子/ものの芽の俳句 庭師来てものの芽踏まれをりにけり 奥田不二子/ものの芽の俳句 ものの芽の尖りに風のまだ硬く 辻多津子/ものの芽の俳句 ものの芽の出揃ふ庭となりにけり 佐藤美和子/ものの芽の俳句 ものの芽をかまはず犬の走り来る 土井木賊/ものの芽の俳句 ものの芽を伝ふ雫の七色に 池田幸恵/ものの芽の俳句 ものの芽や赤子あやせば乳匂ふ 清水恵山/ものの芽の俳句 ものの芽を勢ひ立たせ昨夜の雨 西野和子/ものの芽の俳句 ものの芽にやはらかき日の包みけり 山本宏子/ものの芽の俳句 ものの芽や疏水の底に影ゆらげ 池下よし子 /ものの芽の俳句 ものの芽や根付きしものの逞しく 野田ゆたか