03-g-09
[季節] 仲春(3月) 植物季題
[季題] 芽柳(めやなぎ)
[副題] 芽ばり柳(めばりやなぎ) 柳の芽(やなぎのめ)
吹く風も柔らかくなりぽつぽつと芽を付けた柳の枝のなびくさまは若緑に霞んで見え趣が深い。
芽の出る前に黄緑色の花が咲くがあまり人目につかない。
芽吹いた柳が池畔や道端で揺れている光景はいかにも春らしい。
インターネット俳句歳時記 芽柳の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記[季節] 仲春(3月)植物季題[季題] 芽柳(めやなぎ)[副題] 芽ばり柳(めばりやなぎ)柳の芽(やなぎのめ)副題『柳の芽』の例句ページへ リンク吹く風も柔らかくなりぽつぽつと芽を付けた柳の枝のなびくさまは若緑に霞んで見え趣が深い。芽の出る前に黄緑色の花が咲くがあまり人目につかない。芽吹いた柳が池畔や道端で揺れている光景はいかにも春らしい。/芽柳の俳句 古川にこびて目を張柳かな 松尾芭蕉/芽柳の俳句 大川に芽柳の影たゆたへる 西川寿賀子/芽柳の俳句 芽柳に風柔らかき子規の庭 門田窓城/芽柳の俳句 芽柳のしだるる池の明るさよ 松山寿美/芽柳の俳句 芽柳や川は光を流しをり 林雄次郎/芽柳の俳句 静けしや芽柳垂るる雨しずく 長嶺 勇/芽柳の俳句 芽柳に岸辺賑はふ汽車の旅 土舘イサ/芽柳の俳句 芽柳や風のなき日は所在なく 北川紀美子/芽柳の俳句 芽柳に連雀一群憩ふ夕 山本青水/芽柳の俳句 芽柳の揺れて萌葱の風おこす 小林圭子/芽柳の俳句 芽柳や風にしたがふ心あり 西野和子/芽柳の俳句 芽柳や雲ぽっかりと動かざり 川崎郁子/芽柳の俳句 芽柳のもつれを透きて城の綺羅 中野千江子/芽柳の俳句 芽柳の風に吹かれてボランティア 堀江桃雀/芽柳の俳句 芽柳や人工渓谷水奔る 松阪久美子/芽柳の俳句 日当りて芽柳艶のありにけり 井川芳子/芽柳の俳句 芽柳や呼び声大き朝市女 足立山渓/芽柳の俳句 天守閣映す濠端柳は芽 佐藤美和子/芽柳の俳句 芽柳や源氏格子の今むかし 野田ゆたか