03-g-07
[季節] 仲春（３月） 植物季題
[季題] 水草生ふ（みづくさおふ／みずくさおう）
[副題] みくさ生ふ（みくさおふ／みくさおう）
萍生ふ（うきくさおふ／うきくさおう）
※「蓴生う(ぬなわおう)」は、別題となる。
池・沼・沢などの水が温み水草類が生い始めてくるのはたいがい３月頃である。
水中に揺れ動いている金魚藻・黒藻など・水底から生い出て水面に現れる菱・蓴菜など・水面に浮き漂う萍・山椒藻など・水上にぬきん出る河骨・蓮・慈姑などのさまを言う。
「萍生ひ初む」「蓴生う」などと具体的に植物名を冠して詠む場合もある。
水草生うの俳句 清月俳句歳時記3月の植物俳句のページです。例句は、有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかはインターネット俳句清月を主宰です。 [季節] 仲春の俳句（３月の俳句） 植物季題 [季題] 水草生ふ（みづくさおふ／みずくさおう） [副題] みくさ生ふ（みくさおふ／みくさおう） 萍生ふ（くさおふ／うきくさおう） ※「蓴生う(ぬなわおう)」は、別題となる。 池・沼・沢などの水が温み、水草類が生い始めてくるのはたいがい３月頃である。 水中に揺れ動いている金魚藻、黒藻などの藻の類、水底から生い出て水面に現れる、菱、蓴菜。水面に浮き漂う、萍、山椒藻。水上にぬきん出る、河骨、蓮、慈姑などのさまを言う。 「萍生ひ初む」・「蓴生う」などと具体的に植物名を冠して詠む場合もある。 水草生うの俳句 水草生ふ岸より離れ湖中句碑 土井木賊 水草生うの俳句 泡ひとつ浮いて来る池水草生ふ 西村舟津 水草生うの俳句 水草生ふ世界遺産の濠深し 山田行恵 水草生うの俳句 龍住むと言ふ池昏く水草生ふ 水野良子 水草生うの俳句 城下町貫く川に水草生ふ 山本とも江 水草生うの俳句 水底に揺るる日の斑や水草生ふ 杉橋てつ