03-g-06
[季節] 仲春(3月) 植物季題
[季題] 牡丹の芽(ぼたんのめ)
[副題] なし。
牡丹は3月ごろ麗らかな日が少し続くと枯木に燃えるような或いは炎のような芽が吹く。
枝の先の燃えるような赤い芽には力強さがあり初夏に咲く大輪の花を想像させられる。
牡丹の芽の俳句 清月俳句歳時記3月の植物俳句のページです。例句は、有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかはインターネット俳句清月を主宰です。 [季節] 仲春の俳句(3月の俳句) 植物季題 [季題] 牡丹の芽(ぼたんのめ) [副題] なし。 牡丹は、麗らかな日が少し続くと枯木に燃えるような、あるいは炎のような芽が吹く。 枝の先の燃えるような赤い芽には力強さを感じる。 牡丹の芽の俳句 牡丹の芽風柔らかき札所かな 松山寿美 牡丹の芽の俳句 園丁の矜持に賭けし牡丹の芽 森本恭生 牡丹の芽の俳句 日輪をしかと離さぬ牡丹の芽 桜田貞子 牡丹の芽の俳句 渾身の力を溜めし牡丹の芽 柏村陽子 牡丹の芽の俳句 牡丹の芽ほぐるゝ風の少しあり 堀尾早苗 牡丹の芽の俳句 藁を着て風に耐えたり牡丹の芽 三浦光芳 牡丹の芽の俳句 朝の日の影を伸ばせし牡丹の芽 野田ゆたか/牡丹の芽の俳句 鴉除け網の張られし牡丹は芽 水野惠以/牡丹の芽の俳句 とんがりし莟やはらか牡丹の芽 山縣伸義/牡丹の芽の俳句 陽射し浴び網に守られ牡丹の芽 笠井美和子/牡丹の芽の俳句 秘められし力強かり牡丹の芽 岩井純子/牡丹の芽の俳句 くれなゐに佛は暮れる牡丹の芽 橋本幹夫/牡丹の芽の俳句 牡丹の芽雨にほぐれて勢ひ見せ 山口丘刀/牡丹の芽の俳句 くれなずむ小さき炎の牡丹の芽 小島外恵/牡丹の芽の俳句 百年の樹齢は見せず牡丹の芽 川上真太郎/牡丹の芽の俳句 牡丹の芽綻びていく鼓動かな 田中由美子/牡丹の芽の俳句 快気待つ人あり庭の牡丹の芽 藤本春苑/牡丹の芽の俳句 牡丹は芽土塀のひくき庄屋跡 能口和子