03-g-04
[季節] 仲春(3月) 植物季題
[季題] 土筆(つくし)
[副題] つくづくし つくし摘む(つくしつむ)
杉菜の地下茎からでる胞子茎で花にあたるものである。
日当たりの良い畦や土手原野などに筆のような形の頭を持って生えてくる。
古名は「つくづくし」といわれ古くから若くみずみずしいうちに摘み食されてきた。
袴といわれる部分を取って茹でて酢の物などにする。
インターネット俳句歳時記 土筆の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。[季節] 仲春(3月)植物季題[季題] 土筆(つくし)[副題] つくづくし つくし摘む(つくしつむ)▼副題『土筆摘む』の例句へ杉菜の地下茎からでる胞子茎で花にあたるものである。日当たりの良い畦や土手原野などに筆のような形の頭を持って生えてくる。古名は「つくづくし」といわれ古くから若くみずみずしいうちに摘み食されてきた。袴といわれる部分を取って茹でて酢の物などにする。/つくづくしの俳句 まふくだがはかまよそふかつくづくし 松尾芭蕉/つくしんぼの俳句 採る人のなくて日の暮れつくしんぼ 大谷民子/土筆の俳句 摘まれざる土筆の闌けてをりにけり 長谷山順江/土筆の俳句 野の風に遊ぶや螺髪の土筆仏 白根鈴音/土筆和の俳句 土筆和卓の会話の賑々し 川崎郁子/土筆の俳句 手に余る土筆の束の色淡し 小林圭子/つくづくしの俳句 つくづくし持帰りしも煮るでなく 野田ゆたか