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[季節] 仲春(3月)        動物季題
 
[季題] 若鮎(わかあゆ)
 
[副題] 小鮎(こあゆ)   鮎の子(あゆのこ)
 
    上り鮎(のぼりあゆ)
 
 
 鮎漁解禁前の3月ごろに海や湖(琵琶湖)から川に遡って来る6〜7cmの小さな子鮎のこと。
 
 鮎は元来上品できゃしゃな魚であり子鮎を若鮎と呼ぶと一層繊細な趣が加わる。
 
     ※単に鮎といえば夏の季題となる。
若鮎の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記[季節] 仲春(3月)動物季題[季題] 若鮎(わかあゆ)[副題] 小鮎(こあゆ)鮎の子(あゆのこ)稚鮎(ちあゆ)上り鮎(のぼりあゆ)鮎漁解禁前の3月ごろに海や湖(琵琶湖)から川に遡って来る6〜7cmの小さな子鮎のこと。鮎は元来上品できゃしゃな魚であり子鮎を若鮎と呼ぶと一層繊細な趣が加わる。※単に鮎といえば夏の季題となる。/若鮎の俳句 鮎の子のしら魚送る別哉 松尾芭蕉/若鮎の俳句 たばしれる魚梯若鮎きらめける 門田窓城/若鮎の俳句 追叉手の若鮎はじけ煌けり 前川嘉風/若鮎の俳句 堰こゆる若鮎きらり競ひをり 中橋京子/若鮎の俳句 放流の稚鮎の群や水にほふ 土屋 勝/若鮎の俳句 鮎解禁待たるる川に稚魚放流 古堂周子/若鮎の俳句 瀬の音の導く簗へ若き鮎 野田ゆたか